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献花台の設置・供物の窃盗

事件を受け、事件現場の交差点傍のソフマップ秋葉原本館側の歩道に、仮設テント付の献花台が設営された。

多くの人が亡くなった犠牲者に対して献花した。

事件現場が秋葉原とあって、花や飲食物の他にフィギュアやおでん缶等、秋葉原と関係の深い物も供えられた。

7月に入り、事件そのものの報道が次第に減少したなか、献花台に供えられたタバコや飲食物が持ち去られる事案がメディアに報道されるようになった。

持ち去りは人通りの少なくなった夕方から夜間にかけて行われ、なかには自転車の前籠や紙袋に大量の清涼飲料水やビールを詰め込んで立ち去る者もいた。

なお、この献花台は6月16日以降、交差点の反対側の旧日本通運本社跡の当時ビル建設中側(現:住友不動産秋葉原ビル)に移設されていたが、犠牲者の四十九日にあたる2008年7月27日を過ぎたことを機に、翌7月28日撤去された。

その後、移設された献花台付近に、犠牲者のご冥福をお祈りする旨の、怪我をされた人には1日も早い回復を祈る旨書かれた立て看板が、千代田区によって設置された。

しばらくして、その看板も撤去された。

事件から1年後の2009年(平成21年)6月7日(日曜日)・8日(月曜日)前後には、1周忌と云うこともあり、ソフマップ秋葉原本館側の交差点に献花台は設置されなかったものの、多くの人が亡くなった犠牲者に対して献花や飲食物を供えたり、冥福の祈りを捧げる人が訪れたりした。

犯人の運転したトラックが停車した場所付近、中央通りの犠牲者が発生した場所付近にも、花や飲食物を供えた人もいた。

献花台に供えられた物品は法的にみて千代田区の所有物であり、それらを持ち去ることはれっきとした窃盗にあたる。

万世橋警察署はこうした事例を受け、定期的に保管所へ移動させるなどの処置を行ったが持ち去りは後を絶たず、巡回を強化するなどして対応した。

現在は前述の通り献花台は撤去されている。

ただし、持ち去りについては供物を「お下がり」として持ち帰ったとする解釈もあり、その正否の解釈が分かれる。